こんにちは ウルススタッフです。

私たちの薬局は先日の26日、休日当番だったのですが、ウィルス性胃腸炎の患者様が
多かったように感じます。
今日はこのウィルス性胃腸炎について少しお話ししようと思います。
ウィルス性胃腸炎=おなかの風邪とも言われていますが、ウィルスが胃腸に入り込んで、
胃腸の働きを悪くする為、急に吐き出したり下痢をしたりするのが特徴です。
乳幼児では、下痢が長引く事もあり、時に高熱を伴う事もあります。
嘔吐や下痢を繰り返す時、一番気をつけたいのが、「脱水」
です。


治療の中心は、脱水を防ぐ為のこまめな水分補給や腸を整える為の整腸剤の服用になります。
この水分補給のポイントは、
@ 嘔吐した直後は無理に水分を与えず、なるべく安静にして体を休める
A 吐き気が収まったら、少量(スプーン1杯)の水分を10〜15分間隔
で補給する
(OS-1などの経口補水液がおすすめです
)

少し、面倒に感じるかも知れませんが、少量ずつ時間をかける事が大切で、
一気に与えると水分補給したつもりが、また嘔吐し、その時に胃液も一緒に失われるので
脱水状態が更に続いてしまうという悪循環
になってしまうからです。

感染症による胃腸炎に限らず、これから、ますます暑い日
が続きます。

脱水には十分に気をつけて、また感染予防の手洗い・うがいも忘れずにしっかり行いましょう

ウルス スタッフ一同
