雨が続いて洗濯物が乾きにくい日々が続いております
あまりに湿度が高いので今回は水虫の対策についてお話していきます。
水虫は白癬菌というカビの一種に感染して起こります。症状としては3種類あります。
・皮がめくれるタイプ
皮がふやけてめくれる、ひどい時はただれている。しかもかゆい
足の指の間で起きることが多い
・水ぶくれができるタイプ
たくさんの水ぶくれができる、破れたら乾燥して皮がむけていく。時々かゆい
指の付け根、足底、足のふち(横側)でおきる
・ひび割れるタイプ
皮膚が厚くなって固くなりひび割れる、かゆみはないが痛い
かかとや足底でおきる
原因と対策
清潔にする
白癬菌は肌についても根付くまでに最低24時間はかかります。
肌についただけであれば毎日足を指の間までしっかり洗うことで白癬菌を落とすことができます。
※ただし、傷口などあると水虫になるまでの時間が12時間まで短縮されることがあるようです。
蒸れないようにする
白癬菌は暖かく、湿気の多いところで増えていきます。
特に、靴や靴下を長時間履いている足などは白癬菌が好む環境になります。
靴下やストッキングは蒸れないタイプのものを選びます。
一度はいた靴は完全に乾くまでに2日はかかると言われており靴自体にもケアをした方がいいです。
靴を脱いだ後に乾燥材、新聞紙を入れたり、3足の靴をローテーションすることも試してみてください。
注)実は水虫は足以外(爪や頭皮、陰部、手等)にもなることがあるので足でなくても爪が濁ってもろくなる、かゆみや発疹が続くことがあれば受診をおすすめします。又、症状が似ていても別の疾患である場合もあるので市販薬などを塗っていても症状が変わらない場合は受診するようにしてください。
それでは、どうか快適な足ライフをお過ごしください
しろくま薬局 スタッフ