新型コロナウイルス感染症による渡航制限などが解除され、年末年始は海外旅行を計画されている方もおられることと思います。
旅行先には、風邪薬、頭痛薬、下痢止めなどの市販薬、また血圧の薬や睡眠薬など普段飲んでいる薬を携帯されると思いますが、中には注意が必要なものがあるのをご存知でしょうか。
ほとんどの市販薬は、個人的に携帯することは問題ありません。
できれば成分が書いてあるパッケージごと持ち込む方がいいでしょう。
ただし、持ち込みが可能でも、渡航中に必要と思われる量を大きく超えて持参することは避けましょう。
病院で処方されている薬の中には、渡航先の国によっては、医師の診断書などの書類(英語で書かれたもの)を携帯したり、持ち込む数量に制限があったり、事前に許可申請をする必要があるものもあります。
国によっては、持ち込みを禁止している薬もあります。
例えば、日本では汎用されているフルニトラゼパム(サイレース)は、アメリカには一切の持ち込みが禁止されていますので、渡航中は別の薬に変更する必要があります。
また、粉薬は違法薬物の疑いをかけられる恐れがあるので、他の剤形に変更した方がいいかもしれません。
これらの場合は医師または薬剤師にご相談ください。
出入国時の無用なトラブルを避けるためにも、前もって厚生労働省のホームページなどで渡航先の制度を確認しておきましょう。
可能な限り、医師が発行した英語の証明書などを持参すると安心です。
(多肥店 スタッフ
)
posted by kuma-ph at 00:00| 香川 ☁|
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