梅雨の時期を迎えると、何となく憂鬱な気分になったり、体の怠さがとれなかったりなど、心身共に不調になったという経験をしたかたも多いと思います

私たちの体は、気圧の影響を受けて自律神経のバランスが変化することが知られており、晴れ(気圧が高い)時には交感神経が優位に、雨(気圧の低い)時には副交感神経が優位に働きます。梅雨の時期は交感神経と副交感神経が激しく入れ替わるため、次第に自律神経に疲労がたまっていき、自律神経のバランスが乱れてしまい体調不良が引き起こされます
気温や天候をコントロールすることは困難ですが
日常生活に注意することで、自律神経のバランスを整える生活を少し心がけてみてはいかがでしょうか

自律神経のバランスを整えるには?
睡眠をしっかりとる
睡眠中は副交感神経が働き、心身の疲れを取り除きます。
夜更かしが続くと副交感神経の働く時間帯に交感神経が働き、神経の働きの切り替えがうまくいかなくなります。
生活のリズムを整える
私たちの体には、一日の体温・ホルモン分泌・睡眠などのリズムを整える「体内時計」があります。生活のリズムが乱れると体内時計のリズムも乱れ、自律神経の働きにも影響を与えます。起床・就寝・食事の時間をできるだけ規則正しくし、リズムを維持することが大切です。また、体内時計は朝の光を浴びることでリセットできます。朝は、カーテンを開けて太陽の光を浴びたり、電気をつけて部屋を明るくしましょう。
食事のバランスに気を付ける
食物に含まれるビタミン・カルシウム・ミネラルなどは自律神経の働きを整える作用があります。インスタント食品や偏食に気を付けて、バランスよく様々な食品を摂るように心がけましょう。
リラックスする時間をとる
交感神経の興奮を鎮めるには心身の休息が必要です。音楽を聞いたり、お風呂に入るなどリラックスした時間をとりましょう。
適度な運動を行う
散歩やウォーキングなど、軽い運動は自律神経の働きを整える効果があります。
三木店 スタッフ
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