2023年08月04日

帰省時の薬の誤飲にご注意を!!

こんにちは

もうすぐお盆休みですね


コロナ規制がないお盆休みは久しぶりなので

小さなお子様を連れて数年ぶりにやっと帰省できるという方も

たくさんいらっしゃるのではないでしょうか??


この時期に帰省される方も、迎え入れる方にも

改めて気をつけていただきたいのが薬の誤飲です


子供にとって祖父母宅は自分の家とは違い

⾒慣れないものも多く、色々な物に興味を持ちます


逆に、普段、祖父母などの大人だけで暮らしている家庭では

子供の誤飲事故に対して十分な対策がほとんどされていないので

事故に繋がりやすくなっているんです💦💦


よくある発生時の状況・・・

▪医薬品がテーブルや棚の上に放置されていた

▪保管が適切に行われていなかった

▪保護者が目を離した隙に

▪家族が口にしたのをマネして飲んだ

▪踏み台などの足場を使って高い場所から取り出した など


乳幼児にとって、口に入るものは何でも食べ物に見えます

理解できるようになるまでは薬を子供の前で飲んだり

子どもの手が届く場所に置かないことが大切


好奇心旺盛な子供は、興味を持った物を取る為に

イスを使うなどの工夫をしたり

こちらの想像を超える行動をとる事があります💦

ここなら大丈夫だと思える場所でも細心の注意が必要なんです


家庭での医薬品の保管のポイント!

● 子供の手の届かない所や見えない所に保管

● 保管する場合には、鍵のかかる場所に置く


その他にも、取り出しにくい容器に入れるなど複数の対策をしましょう

よくあるのが、薬を空になったお菓子の缶や瓶の中に入れてる!って方!!いませんか??

子供には薬がラムネや飴、チョコレートなどのお菓子に見えてしまうので要注意ですよ


もし、万が一、お子様が医薬品を誤飲した時は

すぐに専門の相談機関に連絡し、必要に応じて医療機関を受診してください🏣


相談・受診する時は、次の事項を正確にしっかり伝えてください

@子どもの状態(顔色、嘔吐、けいれんの有無、機嫌など)

A誤飲した医薬品(名前、規格)

B飲んだ量(錠数など)

C誤飲事故の発生状況 (いつ、どこで、どのような状況で)


子供は大人とは違って体重が軽く内臓も未発達なので

成人向けの薬がたった1錠だったとしても

子供には重大な影響を与えてしまう可能性があります💦


【重い中毒症状を引き起こすリスクが高い医薬品】

▪向精神薬  ▪気管支拡張剤  ▪血圧降下剤  ▪血糖降下剤 など


【起こりうる重い中毒症状】

▪けいれん  ▪意識障害  ▪不整脈  ▪低血圧  ▪徐脈  ▪ふらつき など


帰省する側は、子供は身の回りにある物を何でも⼝に⼊れる事

特に医薬品が危険である事という事を

しっかり祖父母や親戚に事前に伝えて対策をしてもらいましょう


健康管理はもちろんですが、薬の管理もしっかりと行っていきましょうね


では、楽しいお盆休みを〜


本店 スタッフ




posted by kuma-ph at 11:43| 香川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック